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隔月第4日曜日午後2時から天王寺公園東口にて行なっています。


by nameken9

大阪府と日本政府に対する要請文


2010年12月27日
大阪府知事 橋下 徹 様
「政府は『すべての子どもの高校無償化』方針をまげないで!」

12.14緊急集会実行委員会
有元幹明(南大阪朝鮮初級学校アプロハムケ/日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪)、1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会、大村 淳(城北ハッキョを支える会)、加来洋八郎(日朝市民連帯・大阪)、館山英夫(日本キリスト教団牧師)、富田 毅(中大阪朝鮮初級学校とともに歩む会)、長崎由美子(チョソンハッキョを楽しく支える生野の会)、永野 仁(北大阪朝鮮初中級学校を支える会)、永久睦子(I女性会議・大阪/日朝市民連帯・大阪)、向井希夫(日本キリスト教団牧師)、村田孝子(ふぇみん大阪)、全日本港湾労働組合大阪支部、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部、東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会

大阪府による「補助金」の無条件、即時「支給」を求める要請
 私たちは去る12月14日緊急集会(参加者500名)を開き、集会の名において下記の要請文を採択しました。一日も早い解決を要請します。

 大阪府政の発展に日々ご尽力されておられる橋下知事に敬意を表します。
 本年3月に知事は大阪朝鮮高級学校と生野朝鮮初級学校を視察され、笑顔で生徒達と親しく触れ合い、生徒達の学習ぶりやクラブ活動等を高く評価されました。ラグビー部は大阪府の大会で優勝し、昨年に引き続き大阪代表として全国大会に出場します。
 ところが同時に橋下知事は大阪朝鮮学園に対して肖像画を降ろすことなどの条件をクリアしなければ20年近くにわたって府が支給してきた「授業料支援補助金」(旧軽減補助)と「外国人学校振興補助金」の執行を留保すると言明されました。そして本年度の支給が留保されたままになっています。
 子どもを朝鮮学校に通わせている保護者は納税の義務を果たしていますが、政府からの助成金は皆無です。また欧米系のインターナショナルスクールなどには寄付金に関して「指定寄付金」、「特定公益増進法人」が認められていますが朝鮮学校は対象外とされています。
したがって自治体からの助成金である「補助金」は学校運営上の重要な一部として組み込まれてきましたが、その補助金が留保されているために学校運営が非常に困難な状況になっていることがうかがわれます。
 授業料をこれ以上あげることはあまりにも大きな負担となり、このままでは子どもたちの就学が困難になります。在日の子どもたちが民族教育を受けられなくなります。私たちはそうなってはならないと思い、補助金の支給を執行して頂きたいと切にお願いするものであります。
 朝鮮と日本の関係史、在日朝鮮人の歴史をふまえれば、日本における朝鮮学校は朝鮮人としてのアイデンティティーを育む非常に大切な教育の場です。
 また学校には韓国籍の子どもも多く在籍しています。そして現在、どの朝鮮学校も開かれた学校として地域との交流を盛んに行っており、日本社会における身近な多民族多文化共生の場ともなっています。
 民族教育を受ける権利、民族教育を行う権利は国際人権規約に保障されています。
加えて子どもの権利条約、人種差別撤廃条約、日本国憲法に基いて「すべての子どもたちが国籍にかかわらず安心して、自由に学び、活躍できるように」、「すべての子どもが笑顔で学校に通えるように」今一度、補助金の無条件、即時「支給」をお願いいたします。
以上、12.14緊急集会参加者一同



2010年12月21日
内閣総理大臣 菅直人 様
「政府は『すべての子どもの高校無償化』方針をまげないで!」

12.14緊急集会実行委員会
有元幹明(南大阪朝鮮初級学校アプロハムケ/日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪)、1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会、大村 淳(城北ハッキョを支える会)、加来洋八郎(日朝市民連帯・大阪)、館山英夫(日本キリスト教団牧師)、富田 毅(中大阪朝鮮初級学校とともに歩む会)、長崎由美子(チョソンハッキョを楽しく支える生野の会)、永野 仁(北大阪朝鮮初中級学校を支える会)、永久睦子(I女性会議・大阪/日朝市民連帯・大阪)、向井希夫(日本キリスト教団牧師)、村田孝子(ふぇみん大阪)、全日本港湾労働組合大阪支部、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部、東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会

要     請
 私たちは去る12月14日緊急集会(参加者500名)を開き、集会の名において下記の要請文を採択しました。一日も早い解決を要請します。

 政権交代後の困難な国政を担い日夜ご尽力されている菅直人首相に敬意を表します。
 すべての子どもに教育の機会均等を保障する目的で本年4月から実施された「高校授業料無償化」は国民から高い評価を得ていると思われます。
 ただこの「高校無償化」から唯一朝鮮学校だけが除外されてきました。朝鮮学校に子どもを通わせている保護者は納税の義務を果たしていますが「高校無償化」に伴って特定扶養控除が引き下げられるため、無償化適用から除外されるとその保護者には「給付なし、控除なし」の二重の経済負担がのしかかります。
 この不合理について国内各界各層から「朝鮮学校へも適用を」との要請があり、国連の人権委員会からの勧告もありました。そして政府のご努力があってやっと、『「高校無償化」適用の基準については授業日数等の外形的項目を基準とし、個々の教育内容や外交上の配慮などで判断をしない』と発表されました。私たちは、心を痛めていた朝鮮学校の子どもたちや保護者、学校関係者が安心できると思いほっとしたところでした。
 ところが、朝鮮半島の西岸で軍事衝突が起こると、11月末に政府から『朝鮮学校への「高校無償化」適用の審査プロセスを停止する』との発表がありました。
 朝鮮学校を制裁するかのような発表は生徒を大変苦しめ傷つけます。子どもたちや学校とは関係がないことなのにこの措置はどうしても納得できるものではありません。「教育と政治」を混同しないという方針を守り、速やかに「審査のプロセス」を再開して下さい。
 朝鮮と日本の関係史、在日朝鮮人の歴史をふまえれば、日本における朝鮮学校は朝鮮人としてのアイデンティティーを育む非常に大切な教育の場です。
 また学校には韓国籍の子どもも多く在籍し、日本人とのダブルの子もいます。そして現在、どの朝鮮学校も開かれた学校として地域との交流を盛んに行っており、日本社会における身近な多民族多文化共生の場ともなっています。
 民族教育を受ける権利、民族教育を行う権利は国際人権規約に保障されています。加えて子どもの権利条約、人種差別撤廃条約、日本国憲法に基いて「すべての子どもたちが国籍にかかわらず安心して、自由に学び、活躍できるように」無償化適用の審査を速やかに再開し「すべての子どもに高校無償化」が適用されますように切にお願い申し上げます。                             以上、12.14緊急集会参加者一同



2010年12月21日
文部科学大臣 高木義明 様
「政府は『すべての子どもの高校無償化』方針をまげないで!」

12.14緊急集会実行委員会
有元幹明(南大阪朝鮮初級学校アプロハムケ/日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪)、1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会、大村 淳(城北ハッキョを支える会)、加来洋八郎(日朝市民連帯・大阪)、館山英夫(日本キリスト教団牧師)、富田 毅(中大阪朝鮮初級学校とともに歩む会)、長崎由美子(チョソンハッキョを楽しく支える生野の会)、永野 仁(北大阪朝鮮初中級学校を支える会)、永久睦子(I女性会議・大阪/日朝市民連帯・大阪)、向井希夫(日本キリスト教団牧師)、村田孝子(ふぇみん大阪)、全日本港湾労働組合大阪支部、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部、東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会

要     請
 私たちは去る12月14日緊急集会(参加者500名)を開き、集会の名において下記の要請文を採択しました。一日も早い解決を要請します。

 政権交代後の困難な国政を担い日夜ご尽力されている高木文部科学大臣に敬意を表します。
 すべての子どもに教育の機会均等を保障する目的で本年4月から実施された「高校授業料無償化」は国民から高い評価を得ていると思われます。
 ただこの「高校無償化」から唯一朝鮮学校だけが除外されてきました。朝鮮学校に子どもを通わせている保護者は納税の義務を果たしていますが「高校無償化」に伴って特定扶養控除が引き下げられるため、無償化適用から除外されるとその保護者には「給付なし、控除なし」の二重の経済負担がのしかかります。
 この不合理について国内各界各層から「朝鮮学校へも適用を」との要請があり、国連の人権委員会からの勧告もありました。そして政府のご努力があってやっと、『「高校無償化」適用の基準については授業日数等の外形的項目を基準とし、個々の教育内容や外交上の配慮などで判断をしない』と発表されました。私たちは、心を痛めていた朝鮮学校の子どもたちや保護者、学校関係者が安心できると思いほっとしたところでした。
 ところが、朝鮮半島の西岸で軍事衝突が起こると、11月末に政府から『朝鮮学校への「高校無償化」適用の審査プロセスを停止する』との発表がありました。
 朝鮮学校を制裁するかのような発表は生徒を大変苦しめ傷つけます。子どもたちや学校とは関係がないことなのにこの措置はどうしても納得できるものではありません。「教育と政治」を混同しないという方針を守り、速やかに「審査のプロセス」を再開して下さい。
 朝鮮と日本の関係史、在日朝鮮人の歴史をふまえれば、日本における朝鮮学校は朝鮮人としてのアイデンティティーを育む非常に大切な教育の場です。
 また学校には韓国籍の子どもも多く在籍し、日本人とのダブルの子もいます。そして現在、どの朝鮮学校も開かれた学校として地域との交流を盛んに行っており、日本社会における身近な多民族多文化共生の場ともなっています。
 民族教育を受ける権利、民族教育を行う権利は国際人権規約に保障されています。加えて子どもの権利条約、人種差別撤廃条約、日本国憲法に基いて「すべての子どもたちが国籍にかかわらず安心して、自由に学び、活躍できるように」無償化適用の審査を速やかに再開し「すべての子どもに高校無償化」が適用されますように切にお願い申し上げます。                              以上、12.14緊急集会参加者一同



2010年12月21日
内閣官房長官 仙谷由人 様
「政府は『すべての子どもの高校無償化』方針をまげないで!」

12.14緊急集会実行委員会
有元幹明(南大阪朝鮮初級学校アプロハムケ/日朝国交正常化の早期実現を求める市民連帯・大阪)、1%の底力で朝鮮学校の民族教育を支える会、大村 淳(城北ハッキョを支える会)、加来洋八郎(日朝市民連帯・大阪)、館山英夫(日本キリスト教団牧師)、富田 毅(中大阪朝鮮初級学校とともに歩む会)、長崎由美子(チョソンハッキョを楽しく支える生野の会)、永野 仁(北大阪朝鮮初中級学校を支える会)、永久睦子(I女性会議・大阪/日朝市民連帯・大阪)、向井希夫(日本キリスト教団牧師)、村田孝子(ふぇみん大阪)、全日本港湾労働組合大阪支部、全日本建設運輸連帯労働組合近畿地方本部、東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会

要     請
 私たちは去る12月14日緊急集会(参加者500名)を開き、集会の名において下記の要請文を採択しました。一日も早い解決を要請します。

 政権交代後の困難な国政を担い日夜ご尽力されている仙谷官房長官に敬意を表します。
 すべての子どもに教育の機会均等を保障する目的で本年4月から実施された「高校授業料無償化」は国民から高い評価を得ていると思われます。
 ただこの「高校無償化」から唯一朝鮮学校だけが除外されてきました。朝鮮学校に子どもを通わせている保護者は納税の義務を果たしていますが「高校無償化」に伴って特定扶養控除が引き下げられるため、無償化適用から除外されるとその保護者には「給付なし、控除なし」の二重の経済負担がのしかかります。
 この不合理について国内各界各層から「朝鮮学校へも適用を」との要請があり、国連の人権委員会からの勧告もありました。そして政府のご努力があってやっと、『「高校無償化」適用の基準については授業日数等の外形的項目を基準とし、個々の教育内容や外交上の配慮などで判断をしない』と発表されました。私たちは、心を痛めていた朝鮮学校の子どもたちや保護者、学校関係者が安心できると思いほっとしたところでした。
 ところが、朝鮮半島の西岸で軍事衝突が起こると、11月末に政府から『朝鮮学校への「高校無償化」適用の審査プロセスを停止する』との発表がありました。
 朝鮮学校を制裁するかのような発表は生徒を大変苦しめ傷つけます。子どもたちや学校とは関係がないことなのにこの措置はどうしても納得できるものではありません。「教育と政治」を混同しないという方針を守り、速やかに「審査のプロセス」を再開して下さい。
 朝鮮と日本の関係史、在日朝鮮人の歴史をふまえれば、日本における朝鮮学校は朝鮮人としてのアイデンティティーを育む非常に大切な教育の場です。
 また学校には韓国籍の子どもも多く在籍し、日本人とのダブルの子もいます。そして現在、どの朝鮮学校も開かれた学校として地域との交流を盛んに行っており、日本社会における身近な多民族多文化共生の場ともなっています。
 民族教育を受ける権利、民族教育を行う権利は国際人権規約に保障されています。加えて子どもの権利条約、人種差別撤廃条約、日本国憲法に基いて「すべての子どもたちが国籍にかかわらず安心して、自由に学び、活躍できるように」無償化適用の審査を速やかに再開し「すべての子どもに高校無償化」が適用されますように切にお願い申し上げます。                              以上、12.14緊急集会参加者一同

by nameken9 | 2010-12-25 23:31