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by nameken9

衆議院選挙 平和憲法こそ民意 アジアの中に日本の未来はある。

衆議院選挙 平和憲法こそ民意
アジアの中に日本の未来はある。


 2012年衆議院選挙の結果、自民党が294議席を獲得し憲法改正を掲げる安倍内閣が再登場する。また、平和憲法破棄に加え核武装を唱える石原慎太郎が代表で、差別に弱い者いじめの強権政治を繰り広げる橋下大阪市長が代表代行の日本維新の会が54議席を占めるに至った。来年の参議院選挙、あるいは4年後の参議院選挙を視野に、国会議員の2/3の賛成で可能な「憲法改正発議」がにわかに現実味をおびてきた。これら改憲勢力はこれこそ民意とばかりに憲法改正をわめきたてるだろう。しかし、果たしてこれが民意といえるだろうか。衆議院議員定数480議席の約60%の294議席を獲得し第一党となった自民党だが、この60%の議席を占めるのに必要とした得票率はわずか約30%なのだ。得票率からいえば自民党の獲得議席は144議席程度となる。これこそ小選挙区制のトリックなのだ。小選挙区制における比較第一党選出のかげでどれほど多くの「死に票」が発生していることか。この大量の「死に票」のなかにこそ民意はある。けっして平和憲法破棄や核武装が民意ではない。

 今やアジアの時代。アジアの中にこそ日本の未来はある。平和憲法のもと調和と共生をモットーに、発展著しい中国をはじめアジアの国々と友好関係を築いてこそ日本の繁栄と発展はある。アジアに脅威と対立をもたらす平和憲法破棄や核武装の先にあるのは日本の孤立、亡国の道だ。民意は亡国ではなく憲法擁護にある。
タケル

by nameken9 | 2012-12-21 18:17