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by nameken9

ドイツでナチス戦争犯罪人を逮捕

ドイツでナチス戦争犯罪人を逮捕

 報道によると、ドイツ司法当局は5月6日、第二次世界大戦中、ユダヤ人大量虐殺の舞台となったアウシュビッツ・ビルケナウ強制収用所で看守をしていたハンス・リプシス容疑者(93歳)を殺人ほう助の疑いで逮捕した。昨年2012年7月にもナチスの残党が97歳で逮捕されている。

 戦後ドイツでは、連合国がナチスの戦争犯罪を裁くニュルンベルク軍事裁判が開かれたが(日本の東京裁判にあたる)、ドイツではドイツ人自身によってナチスの戦争犯罪を裁くことが、戦後の民主主義の発展と周辺国との信頼関係を回復するためにも重要と考えられ、ドイツ国民によるナチスへの追求はずっと続いてきた。
1979年には、悪質な殺人には時効を認めない法律が成立し、ナチスの残党は生きている限り追われ続けることになった。

 考えてみると、日本では日本人自身が日本軍国主義者どもを裁いたことは一度もない。日本では戦後「一億総懺悔」(いちおくそうざんげ)ということで、「日本人はみんなが悪かった」ということで、戦争を引き起こした張本人の責任を追及しなかった。
 
 その結果、戦争犯罪者が総理大臣になったり(今の安倍首相の祖父の岸信介)する始末で、今では、総理大臣や閣僚連中が大挙して侵略戦争の首謀者らを祭った靖国神社に参拝するまでになってしまった。中国や朝鮮半島の人々が怒るのは当然である。

 これを変えるには、すでに戦争犯罪者の追及は無理としても、教育において若い人々に侵略の歴史をしっかり教えていく必要がある。安倍や橋下は、自分自身がちゃんと歴史を勉強しなおす必要がある。安倍や橋下は、ドイツへ行けば逮捕されるようなレベルの人間だ。(砂山)

by nameken9 | 2013-05-18 07:36