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by nameken9

名護市長選挙、選挙戦はじまる!沖縄をこれ以上イジメるな!

名護市長選挙、選挙戦はじまる!
沖縄をこれ以上イジメるな!


 安倍首相は去年の暮れに沖縄県の仲井間(なかいま)知事と会談した。安倍首相は、沖縄への地域振興資金を2021年度まで毎年3000億円代を確保すると約束し、仲井間知事は(ころっと態度を変えて)辺(へ)野(の)古(こ)の海の埋立を許可した。

 沖縄県議会は、これは公約違反だとして、1月10日、仲井間知事に対して辞職を要求する決議を賛成多数で可決した。しかし仲井間知事は今年の12月まで任期一杯やると言っている。

 けっきょく、次は名護市長にゆだねられることになって、辺野古基地建設反対の現職、稲嶺(いなみね)市長と、自民党推薦で基地推進の末松(すえまつ)氏の一騎打ちとなった。稲嶺氏は、当選すればなんとか基地建設を阻止したいと言っている。道路や港湾の使用許可権限を行使する考えらしい。名護市の有権者数は4万6665人。おそらく名護市では、親兄弟も敵味方に分かれて選挙戦が闘われるのだろう。地域社会が引き裂かれるということ自体、安倍首相の責任は大きい。

 このこと自体、安倍自民党の防衛政策がアメリカの属国政策であることを表している。本当に沖縄のため、延いては日本の国のためになる防衛政策なら、地域が分裂することもありえない。日本の防衛のために沖縄だけが犠牲にならなければならないというのは、その防衛政策が間違っているからだ。
 
 安倍は、かつて中国やアジアを侵略した戦犯達をまつる靖国神社に参拝し、意図的に中国や韓国と対立をあおり、米軍基地の必要性を無理やり作り出している。

 日本が中国や韓国と仲良くなると米軍基地を置いておく理由が無くなる。安倍の後ろにいる軍需産業は、原発や武器でもうけている企業だ。

 こいつらがもうけるためには、常に周辺国とケンカしていなければならないことになる。そしてわしらにまわるはずの福祉や雇用の予算が、どんどん武器や弾薬に消えて行く。

 安倍が進めている軍国主義化政策を止めさせない限り、沖縄の人々の苦悩はなくならない。日本の景気も上がらない。これはわしら日本人全体の問題だ。             (いんば)

by nameken9 | 2014-01-14 12:07