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by nameken9

消費税の値上げは、大企業が税金をネコババするためだ!

消費税の値上げは、
大企業が税金をネコババするためだ!


 秋には消費税の値上げを決定し、来年春には消費税を現在の5%から8%に値上げするだろう。次の年には10%に値上げする予定だ。消費税が値上げになれば、わしら貧乏人は確実に生活が苦しくなる。その反対に輸出企業はおおもうけする。輸出品には消費税がかからないため、その分が還付される。たとえばトヨタは今の5%の消費税で1年間の消費税の還付金が2100億円だ。8%になると3300億円ほどになる。消費税が10%になると4200億円が還ってくる。消費税が上がれば、大企業には寝ているだけで1000億円、2000億円の金がころがりこんでくる。

 現在、すべての還付金の合計は2010年度の資料で3兆3762億円。消費税の総額12兆円の28%にのぼる。わしらから集めた消費税の約3割はそのまま大企業のフトコロに入るのだ。

 トヨタやソニーなどの輸出企業は、部品は全部下請け企業が製造する。下請け企業は部品を製造納入するときに消費税を払う。トヨタやソニーは製品を外国に輸出する際、その下請け企業が払った消費税の還付を受けるのだ。このシステムの中で、我々国民が払う消費税の3割が輸出企業のフトコロに入る。

 ちなみに、トヨタの本社がある愛知県豊田税務署は1616億円の赤字である。トヨタに還付金を払うからだ。大阪では門真税務署が203億円の赤字、これはパナソニック。大阪阿部野税務署は133億円の赤字、これはシャープ本社があるためだ。

 理屈からして、この還付金は当然、下請け企業、延いては下請け労働者に返還されるべきものだ。大企業がネコババしているだけだ。消費税という税金の本質的な欠陥である。
これがあるから、大企業は消費税増税をやる政党を応援する。日本の政治は売国政治になる。日本の政治は腐敗する。(いんば)

by nameken9 | 2013-08-23 07:47