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隔月第4日曜日午後2時から天王寺公園東口にて行なっています。


by nameken9

高来一芳さん逝去


高来一芳さん逝去


 大阪日赤病院に入院していた高来一芳さんが、さる9月26日午後2時、亡くなられました。最期は妹さんが看取られました。享年63才でした。

 高来さんは一年ほど前に肺がんを発症し、抗がん治療をしていましたが、様態が改善せず、9月9日に入院していました。私が11日に見舞いに行ったときは、ロビーでテレビを見ていて、「やっぱり入院してる方が楽や」と言って、おだやかな表情でした。その後、様態が急変して、病院から徳島県のご家族に連絡があって、かけつけられました。

 私が彼の死を知ったのは、翌日の27日になってからで、高来さんの携帯に電話すると妹さんが出られ、「今連れて帰りました。」と話されて、はじめて高来さんの死を知りました。葬儀は28日に徳島県の実家の方でされたということです。高来さんは、生前、「これがわしが作った墓や」と言って、とても立派な墓の写真を見せてくれたことがあります。バブルで景気がよかったころに作ったようです。おそらくその自分で作った墓で、ゆっくり休まれるのだと思います。

 高来さんは、もと型枠大工で、前は大阪市役所の前の野営闘争でも、炊き出しなどでがんばっていたそうです。三角公園の炊き出しのときも世話していたと聞いています。私が直接出会ったのは、関市長が釜ヶ崎の住民票を強制消除して、釜ヶ崎の住民票闘争がはじまってからです。
去年の9月に亡くなった南美穂子と、「行動する会働き人」を結成し、「釡の住民票を返せ!」などのスローガンを書いたリヤカーを引いて、大阪中を練り歩きました。

 高来さんは、住民票闘争や平和憲法を守る運動、朝鮮学校の民族教育を支援する運動などに参加し、色々な裏方の仕事をきっちりやってくれました。大工の技術をいかし、リヤカーに屋根をつけたり、ひさしをつけたり、みんなが活動しやすいように準備するのが高来さんの仕事でした。今ごろは向こうで、南美穂子とこの世の思い出話に花を咲かせているのでしょう。心より冥福を祈ります。

 またいい機会に、生前の高来さんを知る人で集まって、追悼の集いを持ちたいと思いますので、有志の方は連絡ください。
                      (いんば)
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by nameken9 | 2013-10-02 09:44