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by nameken9

名護市長選、稲嶺進さんが勝利!沖縄に米軍基地はいらない!

名護市長選、稲嶺進さんが勝利!
沖縄に米軍基地はいらない!


 19日に投開票があった沖縄県(おきなわけん)名護市(なごし)の市長選挙で、新基地建設反対の稲嶺(いなみね)進(すすむ)さんが勝利した。自民党推薦の末松(すえまつ)文(ふみ)信(のぶ)氏は、基地建設推進を訴えたが市民から受け入れられなかった。稲嶺進氏19839票、末松文信氏15684票。

 安倍自民党は、昨年11月、沖縄県選出の自民党国会議員5人に対し、力づくで「普天間(ふてんま)基地(きち)の県外(けんがい)移設(いせつ)」という公約を破棄(はき)し県内移設(いせつ)容認(ようにん)に変節させた。

 暮れの12月27日には、沖縄県の仲井真知事は、安倍首相から多額の地方交付金を提示されて、辺(へ)野(の)古(こ)の海の埋め立てを承認した。

 名護市長選挙のまっただなか、1月16日には自民党幹事長の石破(いしば)が名護市にやってきて、名護の振興(しんこう)基金(ききん)として500億円のカネをちらつかせた。

 自民党は、力と金で新基地建設を認めさせようとしたが、名護市民は「ノー」を突きつけた。自民党議員や県知事は力とカネに負けたが、名護市民はカネよりも平和を選択した。

 安倍首相は「侵略(しんりゃく)の定義(ていぎ)は定まっていない」といい、A級戦犯14人、BC級戦犯3000人を祀(まつ)る靖国(やすくに)神社(じんじゃ)を拝(おが)みに行って、世界中の批判をあびているが、名護市民は米軍基地建設を拒否し、アジアへの侵略基地建設に反対の声を上げた。

 安倍首相は、昨年暮れの靖国参拝で、世界中の国と人民から「平和(へいわ)の敵(てき)」として認識された。中国、韓国、ロシア、アメリカ政府、各国閣僚、学者、メディアから批判が湧き上がっている。

 今、日本の良心、平和への願い、日本国憲法9条を代表しているのは、首相でも沖縄県知事でもなく、名護市民、沖縄県民だ。名護市民、沖縄県民とともに、日本の軍国主義勢力を一掃しよう。                             (砂山)

by nameken9 | 2014-01-21 16:01