「イスラム国テロ非難決議」の危険
2015年 02月 25日
「イスラム国テロ非難決議」の危険
「聖戦の美名に隠れて、国民的犠牲を閑却し、いわく国際正義、道義外交、共存共栄、世界の平和、かくのごとき雲をつかむような文字を並べて・・・」これは、1940年2月2日帝国議会において、戦争拡大をはかる軍部を痛烈に批判し議員辞職に追い込まれた斎藤隆夫の「反軍演説」の一節だ。
(斎藤隆夫)
2月5日、6日衆参両院で「イスラム国テロ非難決議」が可決された。山本太郎議員一人がこれに抗し棄権退場した。斎藤隆夫を彷彿とさせる。イスラム国憎悪の感情を煽り、テロとの戦いに参戦を宣言する宣戦布告ともとれる危険な国会決議の結果、まず標的にされるのは中東で働く商社マンやプラント等工事従事者だ。新幹線や原発だって安全とはいえなくなる。
国民的合意や覚悟も無いまま一時の感情論で許されることだろうか!?
アメリカが始めたテロとの戦いが聖戦なら、アメリカ追従の集団的自衛権行使は国際正義、積極的平和主義で世界の平和。このフレーズに騙され迎えた悲惨な結末。日本人が70年前に経験したことです。
真に、国民の生命財産をまもるには、アメリカ追従を止めることだ。集団的自衛権行使・テロとの戦いに日本が一線を画することだ。自衛隊を米軍の傭兵にしてはならない。
(タケル)
(「イスラム国テロ非難決議」を前に参議院本会議場を後にする山本太郎議員)
「聖戦の美名に隠れて、国民的犠牲を閑却し、いわく国際正義、道義外交、共存共栄、世界の平和、かくのごとき雲をつかむような文字を並べて・・・」これは、1940年2月2日帝国議会において、戦争拡大をはかる軍部を痛烈に批判し議員辞職に追い込まれた斎藤隆夫の「反軍演説」の一節だ。
(斎藤隆夫)
2月5日、6日衆参両院で「イスラム国テロ非難決議」が可決された。山本太郎議員一人がこれに抗し棄権退場した。斎藤隆夫を彷彿とさせる。イスラム国憎悪の感情を煽り、テロとの戦いに参戦を宣言する宣戦布告ともとれる危険な国会決議の結果、まず標的にされるのは中東で働く商社マンやプラント等工事従事者だ。新幹線や原発だって安全とはいえなくなる。
国民的合意や覚悟も無いまま一時の感情論で許されることだろうか!?
アメリカが始めたテロとの戦いが聖戦なら、アメリカ追従の集団的自衛権行使は国際正義、積極的平和主義で世界の平和。このフレーズに騙され迎えた悲惨な結末。日本人が70年前に経験したことです。
真に、国民の生命財産をまもるには、アメリカ追従を止めることだ。集団的自衛権行使・テロとの戦いに日本が一線を画することだ。自衛隊を米軍の傭兵にしてはならない。
(タケル)
(「イスラム国テロ非難決議」を前に参議院本会議場を後にする山本太郎議員)
by nameken9
| 2015-02-25 19:43